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夫婦になるということは…

夫がいとこからナガシマスパーランドの入場無料券をもらってきた。
なんとなく名前は知っているところ。
遊園地と温泉があって卒業旅行なんかに若者がよく行くところ、というイメージ。
せっかくなので行ってきました。

車で日帰り温泉(といっても食事付きのではなくただ温泉に入るだけ)にはたまに行ってるので、これもそんな感じで気軽に車で出発。

温泉が目的だったのですが、せっかくなので遊園地も入ってなんか有名なのをひとつくらいと夫と話していたら高速道路からでっかいジェットコースターが見えてきました。

「あれは無理…」
高速道路より高い位置から急降下する乗りもの…なぜ人はお金を払って何分も待ってあんな罰ゲームを自ら望んでうけにいくのか…

そんなことを考えながら高速道路を降りて長スパへ近づいていくとあの罰ゲームマシンが走る音とともに悲鳴が聞こえてきた。

「無理や、あれはやめとこう…」
二人でそう話してたはずなのになぜか。





高速道路から見えたそれ




ここを急降下

この急降下へ向かうときには遊園地の向こうの海が見えました。
「海が見える」と隣の夫を見ると、瞑想していました。
極限の瞬間を待つ人間の顔は思ったよりおもしろかったです。



「かのフィッツジェラルドが《結婚するということは夫婦でジェットコースターに乗るようなものだ》と言っていた。俺らも今日それがわかったようだ。」
とふらふらの夫が言った。
私もよろよろで叫びすぎて喉がかれていた。

とにかく恐怖を叫びに変えてむやみに絶叫した。
なんとこのジェットコースター、普通は肩の上から降りてくる安全を守るアレがない。
バスのシートベルトみたいなのと深めのイスとテーブルのような丸い固定装置。
つまり上半身が結構自由になる。
自由って怖い。
今日ほどそれを感じたことはない。

その丸い固定装置にしがみつきながら、ふと気付いたのだ。
「身体の力を抜くと怖くない…」
力を抜くとふわっと浮くのだ。
ガチガチに固まるから動きの全てが怖い。
…もっと早く気付きたかった。
大切なことはいつも過ぎ去った後に気付く。
最後のトンネルを過ぎた。

ジェットコースターとは、あんなに哲学的な乗りものであったのか。

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