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りんごジュースが飲みたかったのに

ある日の仕事帰り。
今日はがんばったなあ〜と思い、ささやかな、超ささやかな贅沢をしようと
駅のホームの自動販売機でりんごジュースを買うことにした。

飲みものはスーパーで買った方が安いし、
大体、家で作ったお茶を持っていく私は、
あまり自動販売機で飲み物を買うことがないのです。
しかも私が買おうとしたのは、ミニペットボトルなのに160円するこゆーい味のりんごジュースなのです!
これは贅沢。ささやかだけど贅沢。

で、りんごジュースのボタンを押した。
がこん、と出てきたのは。
ミニペットボトルではなくミニ缶。
これはコーヒーサイズの缶。
押すところを間違えたかと思ったが、
りんごジュースの段にコーヒーはない。
ご丁寧に30円のお釣りも出てきた。

しかもその缶を取り上げてみると
コーヒーはコーヒーだが、なんと炭酸飲料。コーヒーの炭酸だったのだ。

飲みたくない。

他の飲み物であれば諦めて飲んだが、これはいやだ。飲みたくない。
しかし、どうしたらいいのか。
自動販売機の会社に電話をかけるのか?
面倒なことになったなあ。
というか、あと数分で電車がくる。
これを逃すとこの田舎の駅に次の電車がくるのはあと30分後になる。

ダメもとで駅員さんに相談してみることにした。
もしかして駅員さんに話せばもう少し事が簡単になるかもしれない。(希望的観測)
改札にいた駅員さんにおずおずと事情を話すと気さくな兄ちゃんの駅員さんはコーヒーの炭酸をみて笑い、自動販売機があるホームに降りてきてくれた。
そして彼は自動販売機の会社に電話をかけてくれた。

結局、事は簡単には運ばなかった。
というか、自分で電話かけた方が駅員さんの手を煩わせるというステップを省略できたじゃないか…
「はい、えーっと、まるごとぎゅっと王林と、えーー、フル、フルスロットル?ですね。コーヒーの炭酸です。」
商品名を電話口で伝えている。
ホームにいる人たちが何事かとこちらを見る。
わりと恥ずかしい。

「どうぞ」
と駅員さんが笑顔で携帯電話を差し出した。
結局自分で話さなくてはならないようだ。
電話口の受付の女性が申し訳なさそうな声で130円を現金書留で送るといったところで電車がきた。タイムアウト。
「すいません、あの、電車に乗らないといけないので、また電話します。」
駅員さんにお礼を言って電話を返した。
この駅員さんが親切だったのがせめてもの救い。

電車に揺られながら寂寞とした気分になった。
130円を送ってほしいんじゃないんだ。
今この瞬間にりんごジュースが飲みたかった…
自動販売機ってそういう瞬間も買ってるんだな。
それにしても喉乾いた…

それにしてもよりによって珈琲の炭酸…
まだ未開栓でどうすることもできずうちに置いてある。
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