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大事な友達が結婚しました。

「坊守」という言葉を初めて聞いた。
坊さんを守る、とは言い得て妙。
お坊さんの奥さんのことだそうだ。

友達が「坊守」になった。
白無垢を身にまとい
旦那さまの実家のお寺で仏式の結婚式を挙げた。
仏式の誓いの言葉は、穏やかで真実味があって
ああ、彼女は幸せになるんだなと思った。
私は少し泣いていた。

私は披露宴で歌うことになっていた。
歌う前はいつになく緊張していて、
それは、その日初めて会った彼女の幼なじみが、大丈夫?と心配してくれたほど。
いつもは結局、自分のために歌っているので
誰かのために歌うとは、こんなに「怖い」のかと思った。

でも、歌う。そのために福岡までギターを持ってきたのだ。
えみちゃんの歌を楽しみにしています、という手紙の文字を思い出して、余計に緊張。
でも、歌う。今日は彼女のために歌いたい。

えみちゃん、働きすぎたらいかんよ。とこまったようにいう声。
えみちゃん、ほんとに結婚しちゃうんだね…とさみしそうな手紙の文字。

いろんな人にいろんな優しさをもらって生きてきたけど、
彼女のなんだか不思議な優しさは誰の優しさとも違う、
ギスギスしていた私をいつも救ってくれたもの。
その優しさを歌に。

どうかどうか、今、彼女に幸せな瞬間を。

私が歌わなくても彼女はあの時十分幸せだったのだけれども。

ああ、彼女のために歌ってるんだなと思った。
私は少し笑っていた。
誰かのために歌うとはこんなに幸せなことなのかと思った。
彼女のあの不思議な優しさが私の歌になる。

歌い終わったあと、彼女はお色直しの後の深い藤色の着物でぎうっと抱きしめてくれた。

誰かのために歌える幸せがある。
ひねくれていた私をするするとまっすぐにしてくれた彼女の優しさが私の歌になる。

今まで歌ったことのない歌を
あの日私は歌った気がする。

Happy Wedding KEIKA☆


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